【大阪発】青春18きっぷで鳥取に日帰り旅行に行ってきた!

旅行

2023年4月4日、青春18きっぷを使って大阪から鳥取に日帰りで旅行に行ってきました。この記事ではその時に訪れた場所を紹介します。

18きっぷで大阪↔鳥取の日帰りは可能!

鳥取といえば大阪から電車で行くと結構離れているイメージですが、青春18きっぷを使って大阪↔鳥取の日帰り旅行は十分可能です!
JR線のみだととても時間がかかりますが、ローカル鉄道をうまく利用することで滞在時間を十分とることが可能です!今回の滞在時間は大体8時間程度でした。8時間程度あると、2か所ほどの観光と食事を余裕をもって楽しめます。

利用した電車の時間

利用した電車・バスの時間を載せます。ぜひ参考にしてください。

6:50 大阪駅発 新快速姫路行き

7:55 姫路駅着
8:01 姫路駅発 普通岡山行き

8:34 上郡駅着
8:50 上郡駅発 智頭急行線 普通鳥取行き

10:55 鳥取駅着

(観光)

19:07 鳥取駅発 智頭急行線 普通上郡行き

21:04 上郡駅着
21:21 上郡駅発 普通姫路行き

21:54 姫路駅着
22:16 姫路駅発 新快速野洲行き

23:18 大阪駅着

上郡駅までJRを利用し、そこからローカル鉄道の智頭急行線に乗り換えて鳥取駅に向かいます。こうすることでJR線のみを使うと行きづらかった鳥取に比較的短時間で行けます。智頭急行線はJRではないので別途乗車券を購入する必要がありますが、1日フリー乗車券を1200円で購入できます。片道2時間くらいの区間を往復1200円で乗車できるので非常にお得です。

ちなみに、大阪駅から上郡駅までの運賃は片道2310円なので往復で青春18きっぷの元は十分取れます。

また、帰りに姫路駅で20分ほど待っていますが、これは姫路駅の「えきそば」を食べるためにわざと1本遅らせています。乗ってきた普通列車と接続する新快速もあります。

出発は6:50とかなり早いため、朝起きるのが大変です。自分は生活リズムが大幅に崩れているため、睡眠時間1時間ほどで行くことになりました…。大阪駅からうまく電車を乗り継いで鳥取まで向かおうとするとこの電車しかないため、仕方がないのですが…。

余談ですが、大阪駅から鳥取駅までJRの路線のみ利用して行くと到着はどれだけ早くても13時前になります(朝6時前発)。智頭急行線を利用しないと十分な滞在時間を確保できません。

ダイヤに関する注意点

注意点ですが、このダイヤは平日のものです。休日は6:50発の新快速はないので、6:25発の快速姫路行きに乗ることになり、さらに早い時間の出発になります。また、帰りの22:16の新快速も平日限定です。休日だと、1本遅らせようとすると1時間待ちになり、大阪駅に到着するのは0時くらいになります。ご注意ください。

ここから、訪問した場所を紹介します。

鳥取を代表する観光地「鳥取砂丘」

砂丘と日本海の絶景を堪能

鳥取県を代表する観光地といえば、「鳥取砂丘」でしょう。広大な砂丘とその先に広がる日本海を望める日本でも屈指の絶景を味わえます。

鳥取駅からバスで20分ほどかけて砂丘に向かいます。ちなみに、乗ったバスには砂丘をイメージしたポケモンが描かれていて可愛かったです。アローラサンドがやたら推されていますが、こいつ「こおり、はがね」タイプなんです。リージョンフォームの方が可愛くて評判が高かったのでしょうかね。

「砂丘会館」という施設の前でバスを降りました。近くの道路沿いには、お土産屋やレストランがあり、まずはそちらを散策しました。この日はここまで何も食べていなかったので、まず名物の「梨ソフトクリーム」を食べました。梨の風味をしっかり感じられて、ソフトクリームと梨の相性が抜群でおいしかったです。

梨ソフトクリーム(330円)

その後、道路沿いにある「砂プリン」のお店が気になったので入ってみることに。名物の「砂プリン」は、プリンの上に砂に見立てた粉末状のカラメル(つまり砂糖)をかけていただくプリンです。おいしそうだったので2つ購入。「砂プリン」のお店が気になる方はこちらをご覧ください。

「砂プリン」を販売する「Totto PURIN」さん。

帰って数日してから食べましたが、非常においしかったです!濃厚なプリンとカリカリ食感の粉末カラメルの相性がすごく良かった。今年食べたスイーツの中では文句なしに一番おいしかった。

近くのお店を一通り見て回ったら次は待ちわびた砂丘観光。砂丘会館の前の道路を渡り階段を上った先には広大な砂丘、日本海、青空の絶景が広がっていました!写真では何度も見たことありましたが、実際に訪れると感動が段違い。写真で見て、いずれ行きたいと思っていた場所に実際に行く、この感動こそが旅行の最も素晴らしいポイントだと私は思います。

この画像の奥の方にある少し高くなっている部分は「馬の背」と呼ばれ、約47mの高さがあります。もちろん自分もそこに上りました。砂丘を登るとき、砂に足を取られて下に滑り落ちてしまい、なかなかうまく上ることができません。定期的に立ち止まりながらなんとか登りきると、そこには海を見渡せるさらなる絶景が広がっていました。

素晴らしいの一言。もう言葉はいらないのか。私がこの世界の頂点に立っているかと錯覚させるようである。

砂丘を降りるときは、勝手に下に滑っていくのですごく楽でした。

砂丘の砂を何度か触ってみましたが、とにかく水分が少なくてさらさらでした。靴に入っても全く違和感がない。ちなみに、靴を脱いでいる方もたくさんおりました。この時期(4月)は砂がそこまで熱くならないため靴を脱いでも大丈夫。

「砂の美術館」で砂を使った美しい作品を鑑賞

鳥取砂丘にあるのは砂丘やグルメだけではありません。砂丘観光の最後に自分が訪れたのは「砂の美術館」でした。鳥取砂丘周辺は砂が豊富にあるため、その砂を固めて削って作るアートが制作されています。

自分が訪れたときはエジプト編の展示をやっていました。古代エジプトに関する建造物や壁画などが砂で作られています。展示の内容は定期的に変わっており、2023年まではエジプト編をやっているそうです。

見かけた作品をいくつか紹介します。

古代エジプトの戦争の様子。躍動感のある表現です。
ツタンカーメンの墓。細部まで精密に作られています。
中央のツタンカーメンをはじめ、エジプトを代表する人物がかたどられています。
バステトの像。ネコチャンは世界を救うのはいつの時代も変わらないのか。

他にもいろいろな作品がありました。ぜひ皆様の目でお確かめください!

砂を彫って作られたQRコード。美術館の公式HPにつながります。

作品を一通り見た後は展示に関するお土産を買える場所もあります。

砂丘を歩いて疲れたら温泉で休もう

鳥取県というと、あまり温泉のイメージはない気がしますが、実は温泉がたくさんあります。しかも、JR鳥取駅周辺のエリアにも温泉が湧いている場所があり、JR鳥取駅から徒歩圏内にも本格的な温泉があります。その中で、今回自分が訪れたのは「日乃丸温泉」という温泉です。

駅から徒歩10分くらいにも関わらず本格的な温泉が楽しめます。中は「昔ながらの銭湯」といった感じで、常連のおじ様たちでにぎわっておりました。温泉は少し熱めで、身体の芯まで温まるようでした。

青春18きっぷで旅行する際は、基本的に移動手段は電車と徒歩しかないため、駅の近くに温泉があるというのはそれだけで非常に価値があることなのです。

日本海のおいしい海鮮を味わう

ここまで読んでいただいた方はお分かりでしょうが、自分が今日ここまでに口にしたものは梨ソフトクリームのみです。そのため、温泉を上がった直後からずっと空腹でした。まだ帰りの電車まで時間があったので夕食を食べてから帰ることにしました。

鳥取は日本海に面しているため、新鮮な海鮮が名物です。そこで、新鮮な海鮮丼を味わえるお店を探しました。ランチで海鮮丼をやっているお店は多いものの、ディナーでやっているお店はあまりありませんでした。その中でも、駅前にある居酒屋「スーパー居酒屋 鳥取 だいぜん」さんはディナーでも安く海鮮丼がいただけるということで、こちらのお店に決めました。

私はまだ成人歴2年弱なので、一人で居酒屋に入るのに結構緊張してしまいましたが、入店してみると、とても丁寧に接客していただいて、非常に良い店だと思いました。

海鮮丼をオーダーして10~20分ほどで到着しました。その海鮮丼がこちら。

海鮮丼に加えて味噌汁、酢の物、漬物がついていて935円。こんなに安くてよいのでしょうか。海が近くて毎日市場から仕入れができるからこその価格です。乗っている具はもちろんどれも新鮮ですごくおいしい。コスパが崩壊して跡形もなくなっています。曜日限定のランチではさらに安く、なんと680円でいただけることもあるそうです、驚き。

ここで帰ってもよかったのですが、せっかく旅行先で居酒屋に来たのに酒を一切飲まずに帰るのは少し勿体ないのではという思考に襲われます。この日は全然寝ていないので酒を飲むとほぼ確実にダウンなのですが、酒を注文していました。

鳥取名産の日本酒「瑞泉」と、つまみの長芋の天ぷらを注文しました。日本酒は甘味や旨味が強く、さっぱりした長芋の天ぷらによく合いました。私は酒があまり得意な方ではないうえ、かなり疲れていたので、日本酒1合であっという間に酔ってしまいました。帰りの電車に乗った直後から1時間ほど寝てしまいました。

お店の情報はこちら

帰りに姫路駅で寄り道して「えきそば」を食べる

19時頃にJR鳥取駅を出発ししばらく電車に揺られていると、22時頃に姫路駅に到着します。到着したら目の前のホームに大阪方面の新快速が止まっていますが、それには乗らず、寄り道しました。その目的は姫路駅のホームにある「えきそば」です。駅のホームにお店があるので、時間が10分ほどあれば寄ることができます。今回自分が注文したのは「きつねえきそば」(420円)。店員に食券を見せると、わずか数十秒で完成しました。乗り換えの時間があまりないお客様にも優しい。

中華麺と和風のだしという、あまり見ることのない組み合わせですが、相性はかなり良いです。甘く味付けされた油揚げもおいしかった。

自分は姫路駅で乗り換えが発生するときは必ずこのえきそばを食べるようにしています。電車を1本遅らせる価値は必ずあります。

感想、あとがき

今回は青春18きっぷを使用して大阪↔鳥取の日帰り旅行についての記事を書きました。鳥取は、砂丘をはじめとする観光地、駅の近くにある温泉、日本海でとれたおいしい海鮮などのグルメと、旅行に必要なものがすべて揃っているという印象でした。しかもそのどれもが高水準。旅行の満足度はかなり高かったです!

鳥取県にはほかにも

  • 倉吉白壁土蔵群
  • 浦富海岸

等の観光地があるので、そちらを訪問してみるのも面白いでしょう(米子、境港は山口県寄りのため、青春18きっぷでの訪問は難しそうです)。

それでは、最後までご覧いただいてありがとうございます。

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